大会長挨拶

 この度、令和6年10月12日(土)~13日(日)に岩手県盛岡市のアイーナ・いわて県民情報交流センターにおいて、第10回北海道東北臨床工学会を開催させていただくことになりました。

 本学会のテーマは「変革〜臨床工学技士の歩む道〜」と致しました。変革とは「変わって新しいものになること」とされております。ここ数年の告示研修、働き方改革や女性の活躍推進など、我々臨床工学技士の変革が求められているように感じます。既に新たな取り組みをされている施設や、これから取り組む施設など、本学会が皆様の変革の方向性について、これから歩む道について考える機会になれば幸いです。更にそれを継承する次世代の育成につながる学会になればと思います。

 北海道ならびに東北は、どの道県においても自然豊かで食材も豊かです。これまで北海道・東北臨床工学会で各地を訪れるたびに、美味しい食事や活気ある学会に触れてきました。岩手でも参加された皆様がそう感じて頂けるよう、しっかりと準備をして参りたいと思います。また開催地である盛岡市は、ニューヨーク・タイムズが「2023年に行くべき52カ所」を発表し、ロンドンに続く第2位に「盛岡市」が紹介されました。この中で、盛岡市は「歩いて回れる珠玉の街」と紹介されております。学会とあわせて是非観光もお楽しみください。

 本学会が実りある学会となりますよう、岩手県臨床工学技士会一同、しっかりと準備をして参りたいと思います。

 皆様にお会い出来ることを心から楽しみにしております。

第10回北海道・東北臨床工学会
学会長 高山 秀和
岩手県立中部病院